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6月度のミニ学習 法隆寺見学会に17人が参加

法隆寺見学会に17人が参加
ナラーラ6月度のミニ学習

ナラーラの年間スケジュールとして、6月はミニ学習会を開くことを決めていましたが、今年は、斑鳩町に住み、同町のボランティアガイドをしておられるナラーラ理事の尾崎義美さんの案内で、法隆寺を見学しました。

小雨の降るあいにくの天気でしたが、会員以外の方の参加も多く、17人が、尾崎さんの熱心な説明を聞きながら、西院から東院まで、午前9時から正午まで約3時間にわたって法隆寺を見学させていただきました。全員が奈良県に住んでいる方々ですが、法隆寺をつぶさに見るのは初めてという方もおり、「しっかり勉強させてもらった」という声も聞かれました。

世界最古の木造建築物として「世界遺産」にも登録されている法隆寺の飛鳥時代の建築様式を、東大寺など奈良時代の建築物と比較して、その特徴を説明しながら、いわゆる仏域とされる中門と回廊に囲まれた五重塔と金堂、講堂など、西院の内部を、説明を聞きながら見学して回りました。

エンタシスの柱列、飛鳥時代特有の錣葺の屋根の長く伸びた軒を支える尾棰(おだるき)や雲型肘木(くもがたひじき)など、その特徴に目をみはりました。今から1300年ほど前の木造建築が、腐朽もせず、倒壊もしないで今日まで残されてきているその裏には、絶えまない修復作業がおこなわれてきたことを物語っておりました。100年に1回の大修理、300年に1回の解体修理がおこなわれてきたそうです。そのなかで、江戸時代の大修理の時に、権力者であった徳川家が軒丸瓦を三つ葉葵の紋のはいったものに変えさせたこと、明治になって、それが元の様式に戻されたが、五重塔の相輪の基壇部分には東西南北四面にそれぞれ、二つの三つ葉葵の紋が残されていることも実際に見ることができました。講堂はかつては僧侶たちが学問をする場で、論議台で法論を交わすのを聞きながら学んだという説明があり、その論議台を見ることもできました。

西院を見た後、聖徳太子信仰の高まりの中で、鎌倉時代に僧坊の一部を改造して聖徳太子を祀った聖霊院を経て、平成10年に落成した百済観音堂が中心となっている大宝蔵院へはいりました。白鳳時代の夢違観音(ゆめちがいかんのん)、飛鳥時代の推古天皇の持仏を祀っていた玉虫厨子(たまむしのずし)や、光明皇后の母だった橘三千代の念持仏を祀っていた白鳳時代の橘夫人厨子、飛鳥時代のすらりと背を伸ばした八頭身の百済観音像など、国宝に目を奪われ、尾崎さんの説明に聞き入りました。

最後は、夢殿を中心にした東院伽藍です。東大門を出てそこへ向かう石畳は大阪市電が廃線された時、法隆寺が譲り受けてここに敷かれたそうです。東院は、奈良時代に行信僧都という高僧が聖徳太子の遺徳を偲んで、かつて聖徳太子が住んでいたとされる斑鳩宮跡に、上宮王院という伽藍を建てましたが、その中心が八角の夢殿です。そこには、九百年以上も秘仏として誰の目にも触れることのなかった救世観音が祀られています。いまも秘仏で、本尊の開扉は年二回、春の4月11日から5月18日までと、秋の10月22日から11月22日までの二回です。そのため、当日は、拝見することはできませんでした。

見学を終えた後、南大門前の食堂「志むら」で昼食をとり、無事、法隆寺見学会を終了することができ、それぞれ家路につきました。

Q&A(その1)
Q:「五重塔は何階建の建物ですか」
A:「五重塔は、仏舎利をおさめるスートパ(卒塔婆)です。五層の屋根を持つ平屋です。」

Q&A(その2)
Q:「法隆寺の七不思議とは」
A:「いろいろあり、結局は七つにとどまらないようですが、この日尾崎さんに教えていただいたのは、つぎの七つです。
1.南大門の前に鯛石という石がある。(大和一円が水害に襲われて、水が南大門に押し寄せても、決して寺内にはいらなかったという言い伝えがある。)
2.法隆寺の境内に三つの伏蔵がある。(伏蔵というのは地中に埋められた宝蔵のことで、法隆寺の危機の時には、その財宝を使えという言い伝えがある。)
3.五重塔の九輪に四つの大鎌がある。(なぜ大鎌がそこに置かれたのか、それは全くの謎である。)
4.地面に雨だれの穴があかない。
5.伽藍の建物に蜘蛛の巣がはらない。
6.雀も伽藍の堂塔に糞をかけない。
7.中門の入口が二つある。(たいてい門の入口は一つか三つだが、ここは真ん中に柱がある。
「これらは、太子信仰のあらわれか、または、法隆寺を護持してきた人々の熱心な、行き届いた管理の成果をしめしている」というのが尾崎さんの説明でした。」
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by naraala | 2010-06-30 09:15

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ご覧になりたい方は申し出てください


 日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(日本AALA)制作のDVD「バンドン会議55周年  非同盟運動と日本AALAのあゆみ」ができました。
奈良県アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(ナラーラ)で購入し、5月13日の定例理事会で視聴しました。
 非同盟運動の歴史を俯瞰しながら、日本AALAの果たしてきた役割をあきらかにしており、たいへん勉強になります。また、会員拡大にも役立つものです。
ぜひ、多くの方々に見ていただきたいと思います。
 理事長の宮城恭子さんのところにあります。見たいとご希望される方は、ご連絡下さい。
 連絡先:宮城恭子(☎0742-26-0340)
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by naraala | 2010-06-11 21:17 | 最新のお知らせ