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国際理解


奈良アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(ナラーラ・NARAALA)
第六回定期総会ひらく
d0117895_17322032.jpg 「チャプダラ小学校の子ども達」 写真提供 セーブザチルドレンジャパン


奈良アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(ナラーラ・NARAALA)は、3月15日(土)午後2時から、さくら診療所で、第六回定期総会をひらきました。

中道貞子(なかみち・ていこ)さんが講演
「中道ママ アフガンを行く!」の演題で

第一部では、元奈良女子大附属中等教育学校副校長の中道貞子さんが、「中道ママ アフガンを行く!」の演題で、約1時間半にわたって、スライドを使いながら講演されました。
中道さんは、2002年にアフガニスタンの女子教育を支援するために五女子大学(奈良女子大、お茶の水女子大学、津田塾大学、日本女子大学、東京女子大学)が結んだ「コンソーシアム(Consortium)=国際借款」協定にもとづき、翌2003年にアフガニスタンを訪れたのが最初で、以後5年余にわたりアフガニスタンにかかわり、2004年には私財を提供して、バーミヤンのチャプタラ村の学校建設などにかかわってこられました。その経験から、接したアフガニスタンの人々の生活や教育事情などについて、詳しく話をされました。
最初に、アフガニスタンがどこにあるのか、その主要民族、イギリスの植民地支配からの独立以来の略史などについて説明されたうえで、中道さんのアフガニスタンとのかかわりについて説明されました。また、中道さんが接したカブールのディーバ家の人々や暮らしの話を通じて、人々がどういう生活を送っておられるのかを明らかにされました。実際の体験にもとづいてのお話だけに参加した28人は、熱心にお話に耳を傾けました。
中道さんは、「私のアフガニスタンについての話は、私の体験にもとづくもの。アフガニスタンの支援をつづけておられる『ペシャワール会』の中村哲さんの話されるアフガニスタンもまた、中村さん自身の体験にもとづくもの。だから、アフガニスタンについて、それぞれの話がすべてととらえないで、アフガニスタンとはどういうところなのかを全体としてとらえるようにしてほしい」と話しておられました。
中道さんは、さいごに、「子どもたちの未来のために 平和を‥」と訴え、アフガニスタンの人々にぜひ関心をもって欲しいとよびかけました。
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話の内容を詳しく知りたい方は、ぜひ「中道ママ アフガンを行く!」(発行:クリエイツかもがわ 定価本体1800円)をお読みになってください。






★中道貞子さんが書かれた文章から★

アフガンにおける日本の原風景
アフガニスタンの首都カブールで、理科教育支援などの活動を続けています。4年前に初めて現地の高校を訪れて授業をした時、目を輝かせていた女生徒たちの顔が忘れられません。
バーミヤンでは、学ぶことがうれしくて、片道1時間以上かけて歩いて学校に通う子どもがいます。秋にはジャガイモの収穫を手伝いながら勉強する子も目にします。本当に学ぶことがうれしくて仕方がないという姿が、とてもいとおしく感じられ、今日の日本で忘れられてしまったような風景に、教育や家族の原点を見る思いがします。
「愛情の反対は憎しみではなく無関心」は、マザー・テレサの言葉。人々の関心はアフガンから離れつつあるように見えますが、私はこれからもアフガンの人々とかかわり続けていきたいと思います。


宮城恭子理事長があいさつ

第二部では、宮城恭子理事長があいさつをしました。
宮城理事長は「アジア・アフリカ・ラテンアメリカの連帯という活動に取り組んでみると、奥は深いことを実感しました。知らない情報がまだまだあります。そういう情報をもっともっと知って、何をなすべきかを考えるようにしたいと思います。そして、私たちは自分たちの頭で考え、創意工夫し、私たちのやり方で活動をすすめていきたいと思います。『石の上にも3年』といいますが、第6回総会をむかえて『継続こそが力のもと』。そのための努力をつづけていきたいと思います。」と、こんごの奈良県アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(ナラーラ)の活動方向の基本を示されました。

活動報告、活動方針、決算、予算を全員一致で採択

真下均事務局長が、2007年度の活動の総括と2008年度の活動方針案、2007年度会計報告を文書にもとづいて口頭で報告、提案しました。
総会は、この報告、提案について討論しました。討論では、「情勢では、アジア・アフリカ・ラテンアメリカで、アメリカのサブプライム問題などによって経済問題も重要になってきている。経済問題も重視してほしい」「私たちも、中道さんのようにはいかないが、ネパールでささやかな学校建設の援助運動をしている。関心をもってもらえる人をふやしていくようにしたい」「報告にまとめられ、それを見ると結構いろんな活動をしてきたなと思う」「『ニュース』の発行を続けてきたが定番ページも増やして、みんなに読んでもらえるようにしていきたい。会員のみなさんの協力をおねがいしたい」「ブログのホームページを立ち上げたが、もっとリンクを張ってもらうなど、多くの人に見てもらえるように努力したい」など積極的な意見がだされ、それらの意見も生かしていくことも含めて、提案を全員一致で承認・採択しました。

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by naraala | 2008-02-18 17:41 | 最新のお知らせ