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納涼会

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「草原を吹き渡る風を感じ楽しかった「納涼会」 


 ナラーラ(宮城恭子理事長)の「納涼会」が、8月25日(日)午後2時から、奈良市京終町のさくら診療所3階で開かれました。会員以外の24人もふくめて40人が参加、ホトランカさんのモンゴルの曲に日本の曲も交えての馬頭琴の演奏とモンゴルの歌唱を参加者全員が大いに楽しみました。
 馬頭琴奏者のホトランカさんは、内モンゴル国立師範大学音楽学部を卒業、ホホフト民族学院音楽学部馬頭琴教師を勤めた後、2004年に日本に留学、1年間日本語学校で学んだあと、大阪市立大学文学部研究科アジア都市文化学で学ばれ修士課程を修了され、日本で9年間過ごされた方です。日本語も達者で、お話も交えて楽しい演奏をしていただきました。d0117895_21394421.jpg
 馬頭琴は、モンゴルに古くから伝わる楽器で、二弦の弦楽器です。楽器の先端部分がかわいい馬の頭になっていて、弦は今ではナイロンを撚り合わせたものになっていますが、昔は馬の尻尾だったそうです。弓はやはり馬の尻尾でできていますが、それも白馬のものがよいとされています。胴の部分は台形で両膝ではさんで支えて演奏します。昔はこれも皮張りだったそうですが、いまでは木製になっているそうです。
  素晴らしかったホトランカさんの演奏
 最初のチューニングのときに、ものすごく腹に響く重低音だったので、「大変な音を出す楽器だな」という思いがしましたが、低音部と高音部の二弦と弓の操作で、すばらしく繊細な音も出されることにびっくりしました。
 最初はモンゴルの伝統的な曲「心の歌」から始まりました。そのあと1997年に作曲されたという創作曲「スーホーの白い馬」が演奏されました。草原を駆ける馬の蹄の音や、いななきまで組み込んだ素晴らしい曲で、演奏も見事でした、日本の歌では「さくら さくら」「荒城の月」「なだ そうそう」「宵待ち草」などが演奏されました。
 歌唱は、二曲歌われましたが、それこそモンゴルの草原をどこまでも届いていくような素晴らしいのどを披露しくくれました。ホトランカさんは、中国の内蒙古自治区の出身ですが、モンゴル国とも行き来しており、それぞれの事情にも詳しく、その知識も披露していただきました。
 モンゴルは草原と砂漠、そして雪を戴いた山などが地形をなしており、8割の人が牧畜化農業に従事、いわゆる土地から離れて暮らしている「市民」は二割以下であることも紹介されました。演奏されているあいだには、モンゴルの情景を撮影したDVDが映され、それをバックにして演奏は続きました。
 演奏の始まる前に、ホトランカさんが煎れてくれた塩と牛乳入りのモンゴルのお茶がふるまわれ、またホトランカさんの友人が作ってくれたという指ぐらいの揚げパンもおやつに提供され、モンゴルの音楽と味を、参加者は楽しみました。                    (文責 西浦宏親)

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by naraala | 2013-10-03 21:41 | 行事

2013年ナラーラ新年会

2013年ナラーラの
新年会開く

18人が参加、内村千尋さんを囲み和やかに懇談


 ナラーラ(奈良県アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会)2013年の新しいスタートとして、1月17日(木)午後6時から、さくら診療所3階で、新年会が開かれました。18人が参加し、沖縄から来られた内村千尋さん(故瀬長亀次郎さんの次女)も加わって、食事をしながら参加者全員が発言し、楽しく有意義なひとときを過ごしました。

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 冒頭、挨拶にたった宮城恭子理事長は「今年がナラーラ再建10周年」にあたることを紹介、世界と日本の関係を多面的・重層的に見て学びながら、自分の頭で考え、いろんな情報を生かして、ナラーラも、もっともっといろんなことができるようにしていこう」と呼びかけました。

 続いて、内村千尋さんが、最近の沖縄の情勢を、「琉球新報」や「沖縄タイムス」の紙面も示しながら、オスプレイの配備・訓練に反対して、米軍普天間基地のゲート前などでの抗議集会など、いろいろな形でたたかいが継続していることを報告、このたたかいの輪を沖縄以外の日本の諸地域にも広げていけるように頑張っていることを述べられました。また瀬長亀次郎さんと民衆の不屈のたたかいの資料を展示する資料館「不屈館」がいよいよ三月にオープンする運びになったことを述べ、募金と資料提供、「友の会」への入会を訴えられました。

d0117895_16422529.jpg 宮城理事長の息子さんの雄大さんが、三線(さんしん)と二胡(にこ)を演奏しながら「満月の夕べ」「ヒヤミカチ節」などの歌を披露、その演奏を聴きながら、食事をし、ビールや泡盛をいただきました。

d0117895_16424859.jpg また小針和子さんがシャンソン「夜明けの歌」を、子安美砂子さんが歌「平城山(ならやま)」を披露するなど、楽しい雰囲気の中で、自己紹介をかねた会員のみなさんのスピーチが続きました。

 最後に宮城理事長が、「沖縄にいると日本の実情がわかる」と、視点を定めて物事を見ていくことの重要性を強調、内村さんが、「沖縄県民の総意は、普天間基地の辺野古への移転反対、オスプレイの配備反対」であることを改めて明らかにされ、問題の解決の根本は「日米安保条約の廃棄にある」ことを再度述べられました。

ナラーラ2013年新年会は、雄大さんの演奏に合わせて、みんなで沖縄民謡「安里屋ユンタ」を歌い、最後は、全員が手をつないで、「故郷」の合唱で、閉幕しました。


沖縄ツアーの企画を検討 


 会員のみなさんの発言のなかで、「沖縄に一度もいったことがないので、ぜひ訪れるようにしたい」という希望がよせられました。ナラーラ理事会でも相談して、「不屈館」訪問を含む「沖縄ツアー」の企画を検討してみたいと考えています。
       
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by naraala | 2013-01-28 16:43 | 行事

遺跡保存の講演とアラビア音楽ライブ

「レバノン遺跡の修復」講演と
「アラビア音楽」ライブ

約30人が参加

 奈良県アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(ナラーラ)は、8月12日(日)午後2時から、奈良市南京終町にある「おかたに病院多目的室」で、表記のつどいを開催しました。取材に来られた新聞記者も含めて約30人が参加しました。
 あいさつに立った宮城恭子理事長は、「世界は広い、知らないことがいっぱいある。大いに学び、見聞を広めて、活動を進めていこう」とあいさつされました。

スライドを使って分かりやすく説明 
 

 西山要一・奈良大学教授は、「中東レバノンの遺跡を修復する──協働を通して相互理解を深める──」 という演題で、日本の人たちには、縁遠いと思われている中東レバノンという国がどういう歴史をもった国なのかを詳しく説明されました。
d0117895_104834100.jpg スライドを使って、地図や写真を示しながら、6000年余り前から優れた文化をもった国であること、文化の十字路という位置にあって、東西南北の文化が行き来した要となっていたこと、遺跡のなかには、レバノンを征服した歴代の人物の碑文が岩壁に残されていることなどを説明されました。
 そして、同国のティールの近郊で、西山教授を責任者とするブルジュ・アル・シャマリにある地下墓の発掘、調査、修復にとりくんだ内容について、これもスライドを使い、地下墓の三次元計測図などの図面や写真、壁画の内容、棺から発見したマスクなどを映像を示しながら、詳しく説明されました。
 この調査が、国際的・学際的協力によって成功を収めたことを示しながら、「協働をとおして相互理解を深めあった」ことが示され、感動を呼びました。
 参加者は、はじめて見るレバノンの様子や、地下墓や遺物の写真などを食い入るように見つめながら、熱心に講演を聞いていました。(講演の要旨は別掲の予定)

異国情緒をおおいに楽しむ

 講演のあとは、「アラビア音楽」のライブで、音描き屋(ねがきや)しんごさんの中東の弦楽器「カーヌーン」の演奏と、サンペーさんの打楽器レクの演奏をたのしみました。
 白の服と白のターバンを巻いたしんごさんは、74弦の「カーヌーン」を巧みに操り、繊細な音色をひびかせていました。d0117895_10504857.jpg
 レクのサンペーさんも、伴奏だけでなく、ソロとしての演奏もおこない、参加者を大いに楽しませました。
 演奏の途中休憩のときも、終わってからも、楽器をどうやって弾くのかなど、質問がやみませんでした。
 アラビアの音楽をはじめて聞くという人も。大いに演奏を楽しみ、演奏されたお二人も、「とても気持ちのよい演奏会だった」と、終わってから感想をのべておられました。
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by naraala | 2012-09-29 10:52 | 行事